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市民活動情報

平成28年度第2回市民活動団体情報交換会を開催しました

 平成29年2月18日(土)13:30より喜多方市厚生会館第3研修室において、平成28年度第2回市民活動団体情報交換会を開催しました。

 テーマは『協働
 よく聞くワードではありますが、実際、自分たちにはどんな「協働」ができるのか…。
 今回は「市民活動と行政の協働」にスポットを当て、パネルディスカッションを行いました。

【パネリスト】
 *熊谷 まゆみ 氏(社会福祉士)
 *江花 圭司 氏(まちなみ・蔵庭プロモーション協議会会長)
 *渡部 洋一 氏(喜多方市市民部生活防災課市民生活係長)
【オブザーバー】
 *大楽 博史 氏(福島県文化スポーツ局文化振興課主事)
【コーディネーター】
 *蛭川 靖弘 氏(NPO法人喜多方市民活動サポートネットワーク理事長)

 熊谷氏は「みんなが幸せに暮らすためのツールづくりをしたい」との思いから、施設の中ではなく地域で社会福祉士としての仕事をしているそうです。現在、さまざまな市民活動に関わっていますが、どれも行政との協働なくしては活動していけないということでした。行政とのつながりをつくるためにはまず人と人とのつながりが大事。市役所職員と1対1の密な関係性をつくりあげ、自分たちの活動に賛同してもらうことが大事だということでした。熊谷氏曰く、合いそうな人は”におい”でわかる!とのことでした(笑)
 江花氏はまちづくり・教育など、地域のためにさまざまな活動をされています。若い人たちから「喜多方には何もない」という話をよく聞くということで、じゃあ楽しいくらしを提案しようと思い、自分たちの地域は自分たちでという思いを持った人たちが集まって仲間・組織をつくり、「産(産業界)学(学校)官(官公庁)民(民間)金(金融機関)」と連携を図りながら事業を展開しているそうです。実際のところ、支援はなくても活動はできるけれど、より効果的な活動にするためには、やはり支援は受けたほうがよいということでした。支援を受けるにあたっては、補助金がなくなったら活動できなくなったということにならないよう、自立できる体制づくりをすることが大切ということでした。また、補助金の申請書や報告書を作ることは自団体のスキルアップや団体のPR、運営状態の診断にもなるということでした。
 渡部氏は喜多方市役所で市民活動に関係することを担当されているそうですが、実際に市民の方が協働について相談に来られることはあまりないということでした。市役所内の各課との連携はとれているので、相談内容と関係する課へ話をつなぐことができるそうです。また、それぞれの課の担当する補助金情報などもご案内できるので、ぜひお気軽に相談に来てほしいということでした。

 

 後半は、グループごとに団体同士の交流を図ったり、パネリストやオブザーバーの方々も各テーブルについていただいたので、積極的に質問したりして意見交換を行いました。
 

 
↑まちなみ・蔵庭プロモーション協議会さんで復活させた「ペンギンドリンク」

 最後にオブザーバーの大楽氏から、県内のNPOの現状や補助金申請のポイントなどを教えていただきました。
 
 今回のテーマに、難しいと思う方もいらしたようでしたが、パネリスト・オブザーバーの方々のお話が、今後の市民活動団体のみなさんの「協働」につながっていくことを期待したいと思います。

 協働や補助金に関するご相談、その他、市民活動に関することは、お気軽に喜多方市市民活動支援センターまで!

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