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市民活動情報

情報交換会「めざめのスイッチ~自分でできることから、市民活動はじめの一歩!~」を開催しました!

9月12日(土)喜多方市厚生会館で、
情報交換会「めざめのスイッチ~自分でできることから、市民活動はじめの一歩!~」を開催しました。

この会は、「自分ができることで何かしたい、誰かの役に立ちたい」という気持ちはあるけれど、なかなか行動に移せないという状況から一歩踏み出すためのきっかけになればと思い計画しました。

当日は人生の大先輩から、高校生まで、定員いっぱいの10名のみなさんにご参加いただきました。

まずは支援センタースタッフによる「市民活動・NPO」についてのミニ講座からスタート。

 

続いて、地域の課題を解決するために実際に活動されている2人のゲストをお招きして、お話を聞かせていただきました。

お一人目は塩川町で子ども食堂を運営されている
ボランティア団体「スマイル」代表の栢場真弓さん

栢場さんは、子どもの虐待や痛ましい事件、貧困問題などのニュースを見るたびにとても心を痛めていて、
自分でも子どもたちのために何かやれることはないかと考えていたそうです。
メディアで子ども食堂が取り上げられているのを見て、
これを地元でもやってみたい!と思い、行動に移したそうです。

もちろん一人ではできないので、友人たちに声をかけ、
その方たちも「自分たちでできることなら」と協力をしてくださり
平成30年10月に活動を始めることができたそうです。

これまでに、たくさんの方の理解や協力、支援をいただきながら
月に1回の子ども食堂を続けてくることができ、
最近では、食事を提供するだけでなく、学習の支援も始めたとのことです。

スタッフの方はみなさんお仕事をしているので
無理せず、みんなで支え合いながらがんばろう!」と活動をしているそうです。
毎月の食事を楽しみにしている子どもたちの笑顔を見るのが何よりも励みになる、というみなさん。
子ども食堂の理解と認識がますます広がり、活動が地元に浸透していくように、これからも継続していきたいとおっしゃっていました。

 

お二人目は地域の力で子どもの学びを応援している
勉強室・さくら組の遠藤さゆりさん

「勉強室・さくら組」は塾とは違い、自分の課題等を持ってきて自由に勉強し、わからないところはスタッフと一緒に考えるというスタイルの学びの場です。
スタッフは地域のおじさん・おばさんで、先生や塾の講師ではないので、
子どもたちに寄り添って一緒に考えるということを大事にしているそうです。

はじまりは、一人の不登校の女の子との出会いでした。
学校には行けないけどやっぱり勉強がしたいという女の子の思いを受け取り、
地域で勉強できる居場所を作ろうと仲間3人で始めたそうです。

子どもたちに“わかった” “できた”を体験してほしいと思い
「勉強が楽しくなる、はじめの1つを子どもと一緒に考えよう」
という目標をもって活動し、今年で8年目。

活動を続けていくことは大変なことですが、
最初の思いを忘れずに仲間と同じ思いを持ち
一人でもこの居場所を必要としている子どもがいる限り続けていこうとがんばっていきます!とおっしゃっていました。

 

その後は、ゲストのお二人のお話を聞いての感想や疑問、市民活動に関する意見を自由にお話してもらうフリートークの時間としました。

 

 

「仲間を増やすにはどうしたらよいか?」
「思いを一つにするにはどうしたらよいか?」
「情報発信はどうしているか?」
「自分も活動の手伝いができますか?」
「高齢になったがまだ他の人の役に立ちたいと思っている」
「自分で団体を作るのはむずかしいが、既存の活動に参加することは気軽にできるかもしれない」

などなど、積極的な意見交換がされました!
また、

みなさんのお話に”市民活動のスイッチ”をONにしてもらった!

という発言もあり、今後のみなさんの動きに期待したいと思いました!

 

ゲストのみなさま、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!!

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