イベント
第30回 平和のための戦争展・喜多方
「平和のための戦争展・喜多方」は、戦後50年の年に第1回を行ない、今年30回目を迎えました。
昨年来場した高校生のアンケートでは
「実際に実物を見て、あらためて戦争の恐ろしさ、つらさを知った。戦争はやっちゃダメだと思った。」
「人は同じような戦争を繰り返しているという事実に悲しさを感じました。」
「戦争時の記憶を継承することが大切だと思います。戦争を経験した人から戦争を知らない世代に伝える機会を沢山作っていけたらと思います。」
「戦争がない国はどれだけ幸せなのか考えさせられました。」
との声が寄せられました。そこで、あらためて「戦争をしないために学ぼう 考えよう」をテーマに、事実をもとに、いろいろな側面から学ぶ場にしたいと思います。そして、どうしたら戦争を押しとどめ、なくしていけるのか、みんなで考える場にしたいとも考えます。
どなたでも自由に参加できます。お誘い合わせのうえご来場ください。
◆開催時間◆
9:00~18:00(最終日のみ16:00まで)
◆内容◆
【特別企画・講演会】
〇7/6(土)10:00~
「樺太引き揚げ体験」 講師/白田千恵子さん(喜多方市在住)
〇7/6(土)13:30~
「慟哭のテニアン島」~集団自決を生きのびて~ 講師/伊藤久夫さん(会津坂下町在住)
〇7/7(日)10:00~
「戦争の混乱と民主化」 講師/満田博禧さん(喜多方市在住)
〇7/7(日)13:30~
「学童疎開の記憶と記録」 講師/高橋眞美さん(会津若松市在住)、 佐藤佑哉さん(東京都在住)
〇特別展示
・高校生が描いた「原爆の絵」
広島市立基町高校生と被ばく体験証言者が共同制作した原爆の絵
昨年制作された新作を中心に展示
・東南アジア(フィリピン・シンガポール)の教科書に書かれた日本軍の侵略を見る
・パレスチナ パネル展(ガザ地区とヨルダン川西岸地区)
・ウクライナの子どもたちが描いた平和の絵
〇創作紙芝居(加藤憲史さん) ※随時上映
〇野坂昭如・戦争童話アニメ ※随時上映
【展示資料】
〇喜多方市出身の戦没者名簿
〇戦争に関する歴史的資料
〇戦時下の国民生活・教育関係資料
〇「青い目の人形」1体
〇広島型原爆 原寸大模型
〇爆撃機B29のプロペラと窓ガラス
〇原水爆関係資料
〇福島市渡利に投下された「模擬原爆」の破片
〇国際関係・外国の資料
〇喜多方市非核平和のまち宣言文とコンクール
◆入場無料◆
◆主催◆
「平和のための戦争展・喜多方」実行委員会
◆お問い合わせ◆
(事務局)生活協同組合コープあいづ本部
TEL/0241-22-1041 FAX/0241-24-3504