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市民活動情報

「『2050カーボンニュートラル』カードゲーム体験会」を開催しました

12/2(土)アイデミきたかたにて「2050カーボンニュートラル」カードゲーム体験会を行ないました。(喜多方市市民活動支援センター主催・喜多方市共催)
講師は昨年度SDGs講座を開催したときにも講師をしていただいた大内政雄さん。
(そのときは「SDGs de 地方創生」というカードゲームを実施しました)

まずは、地球温暖化の現状やカーボンニュートラルについて、取り組みの状況などをご講義いただきました。
それを踏まえたうえで、いざ、カードゲーム体験へ!

今回のカードゲームは「2050カーボンニュートラル」
参加者は異なる12の組織(政府、金融機関、電力会社、商社、住宅メーカー、自動車メーカー、部品メーカー、食品メーカー、アパレル事業者、IT事業者、農林業、環境NPO)になり、それぞれ、組織の目的・個人の目的を達成するための活動をしていただきます。

ホワイトボードにはカーボンの状況が見える「カーボンマップ」が表示されています。
それぞれの参加者が目的達成のために行った活動により、カーボンの量や動きがどんどん変化していきます。

最初はみなさん、自分の手持ちのカードの中から、何となく環境に配慮してそうな、そして所持金内でできる活動から始めていたようです。

1ターン、2ターンくらいまではなんとなく進めていたような感じもありましたが、その間にも温室効果ガスはどんどんたまっていきます。

3ターン、4ターンになると、みなさんは次第にカーボンマップの変化にも気を配るようになり、カーボンニュートラル達成のために効果的と思われる活動をみんなで実施していくためにあちこちで話し合いが生まれていました。


最終的にCO2の排出量が減り、吸収量は少し増えましたが、あと一歩というところでカーボンニュートラルの達成にはなりませんでした。経済成長は順調だったようです。

もっと早くに行動していたら…、もっと時間があったら…
現実社会でも同じだと思いました。

一人ひとりの行動の効果は小さいかもしれないけれど、それをみんなでやれば大きな力になる。いい活動を続けているといつか必ず効果がでてくる。変わる瞬間があるので、やめずに続けてください。
という大内さんの言葉、とても印象に残りました。

ゲーム後には、喜多方市役所市民生活課の職員の方から、喜多方市のカーボンニュートラルの取り組みなどについてご説明いただきました。

今回は市民活動をされている方、行政職員、議員さんなど、さまざまな立場の方にご参加いただきました。カードゲームを通して思ったこと、ぜひ周りの方と共有していただき、そして行動していただけるといいなぁと思います。

長時間の講座でしたが、みなさんとても楽しんでくださったようです。
大内さん、今回も楽しい学びの時間をありがとうございました!
ご参加のみなさん、おつかれさまでした!

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